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羽生新手▲5四歩

今月は2週間連続で大会がありました。
 
 そしてその2つの大会で好結果を残すことができました。将棋を振り返りたいと思います。


 9月15日(日) 某大会スイス式トーナメント1回戦 持ち時間30分+30秒
 ▲ 僕
 △ 相手

 初手からの指し手
 ▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀
 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金
 ▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △7四歩 ▲6七金右 △5二金
 ▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩
 ▲3七銀 △6四角 ▲6八角 △4三金右 ▲7九玉 △3一玉
 ▲8八玉 △2二玉 ▲4六銀 △7三銀(第1図)

相手の方は先週の大会で優勝された強豪である。正直初戦で当たりたくなかったが同時に楽しみでもあった。
 戦型は相矢倉に。ここ最近は矢倉党になった筆者だがまだまだ勉強不足。知らない形になったら困るなあって思っていたらさっそく△7三銀と知らない形になった。相手の作戦は棒銀なのかー。
 
2013-09-16a.jpg

 

 第1図以下の指し手
 ▲3七桂 △7五歩 ▲同歩 △同角 ▲5五歩 △同歩 ▲5八飛 △5二飛 ▲5五飛 △5三角(第2図)

  相手が棒銀だと思い込み、この後の構想を考えて▲3七桂と着手。ただそこで△7五歩と指されて驚いた。これは7四銀型を作る狙いである。うっかりしていたが序盤なので形勢にはまったく関係ない。考え直して▲5五歩から中央で動いていった。▲5五飛に対して飛車交換に応じる手は5五銀と7三銀の働きの差で先手がいいとみた。
 そしてこの考えは何かで読んだ覚えがある・・・。そしてその疑問は第2図の△5三角で解けた。次譜で謎解きをしよう。
 
 2013-09-16b.jpg
 

 第2図以下の指し手
 ▲5四歩 △4二角 ▲5八飛 △6四銀 ▲5五銀 △同銀 ▲同飛 △6四角 ▲5三銀(第3図)

 第2図の局面は▲3七桂と△2二玉の交換がなければ2007年の第25回朝日オープン将棋選手権第1局の▲羽生善治朝日選手権者と△阿久津主税五段と同一の局面なのである(A図)
 2013-09-16c.jpg
そしてA図の▲5四歩が羽生新手。以下△4二角▲5九飛・・・と進んで先手が快勝。2007年6月号の阿久津五段の自戦記がとても面白く6年経った今も覚えている。しかもこの2007年6月号は僕が初めて買ってもらった将棋世界(当時小学5年生)だ。月日が経つのは早いなあ。
 実戦・感想戦の一幕
 相手「この形は指したことあるの?」
 F「いえ、初めてなんですけど見たことがあって・・・」
 相手「じゃあ△5四同金とするべきだったかな。」
 ということでした。△5四同金に▲同飛は△9七角成!で後手駒損ながらやや良し。ですから▲5八飛としますがこれは形が乱れるので後手やりづらい。△4二角には▲5九飛と深く引くほうが良かったか(羽生朝日はそう指してますからね。)。まあこの変はなんともいえないところである。
 ▲5五銀から銀をぶつけて動いていった。▲2六歩とじっくり指すのも有力だ。
 ▲5三銀と5四歩を生かして攻めて第3図。このあたりは難解だと思っていた。

 2013-09-16d.jpg

  第3図以下の指し手
 △5五角 ▲5二銀不成 △4二金引 ▲2五桂 △6九銀 ▲3三桂成 △同金右 ▲5三歩成 △7五桂(第4図)

 △5五角では△5三同金を本線に読んでいた。以下▲5三同歩成に対して①△5三同飛▲同飛成△同角▲2五桂や②△5三同角▲4六角(△9七角成の防ぎ)△5四歩▲5九飛など。どれも難しいと考えていた。本譜の△5五角は▲5二銀不成から▲2五桂でなんとかなると思っていたのでびっくりしたが△6九銀、△7五桂が厳しかった。ちなみに▲2五桂に△5二金は▲3三桂成で取る駒が難しい。
 
 2013-09-16e.jpg

 第4図以下の指し手
 ▲7六銀打 △6七桂成 ▲同銀 △7八銀成 ▲同玉 △7六歩 ▲同銀直 △3八飛 ▲5八歩 △7七歩
 ▲同玉 △3九飛成 ▲7八銀打 △1九角成 ▲2五桂 △7二香 ▲3三桂成 △同桂 ▲4三と(第5図)

 ▲7六銀打とがっちり受けて先手ペースだ。後手は歩が少ないのが痛く、△7七歩▲同玉に△7五歩のような攻めが利かない。
 第5図以下は一回詰みを逃して相当怪しくしたがなんとかギリギリ勝つことができた。
 2013-09-16f.jpg
 
 本局は初めて指した対△7三銀型だが羽生-阿久津戦を思い出すことができたのが大きかった。

 <感想戦> 羽生朝日の▲5四歩について
 阿久津五段の自戦記には先手なら試してみたいが後手をもってやりたくないといっている。ということは▲5四歩は相当有力なのであろう。タダで取られやすい歩だが5四金と金を斜めに誘って玉を薄くするのが真の狙いである。
 
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将棋が大好きな高校生です。
僕は主に序盤について書くことが多いと思います!よろしく~!

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序盤より終盤が得意です。
僕は詰将棋を中心に書きます。
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